Twitterキャンペーンでフォロワー増加!初めてでもミスなく運用できた【導入事例:株式会社シード様】

コンタクトレンズ事業、コンタクトレンズケア用品事業、眼鏡事業ほか、様々な事業を展開する株式会社シード。「あなたの『見える』をサポートします」をミッションに、日本の眼の専門総合メーカーとして60年以上の歴史を持っています。

最近は、瞳の色を変えるカラーコンタクトレンズ、黒目を大きく見せるサークルレンズなど、ファッションアイテムとしてもコンタクトレンズの需要が伸びています。

同社では、つぶやきデスクを2020年10月より活用しています。SNSの運用について、同社の及川氏、大津氏お二人にお話をうかがいました。

■コロナ禍において新しいコミュニケーション手段としてTwitterを開始

及川さん、大津さん、それぞれの業務内容についてお話ください。

及川:社長室に所属しています。主にCSR担当として、地域社会への貢献、環境保護活動などを幅広く担当しています。シードは工場と研究所が埼玉県鴻巣市にありますが、創業60周年の記念事業として、研究所の隣接地に複合型の保育園・学童を設立、運営しています。こちらも社会貢献活動の一環であり、地域住民や社員が利用できる施設として、様々な活動を行っています。

大津:私は主に広報を担当しており、会社情報・新商品のプレスリリース、記者対応など社外向けの業務に加えて、社内報のプロジェクトにも携わっています。10年前に比べて社員数が2倍に増加していることもあり、社員のコミュニケーションを活性化するためにも、社員にスポットをあてた企画を練り、会社へのエンゲージメントを高めています。Twitterは、私達二人で運用を担当しています。

Twitterは2020年6月から開始されたということですが、この時期に始めたのは理由があるのでしょうか?

及川:新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、CSRイベントが中止になるなか、何か新しい取り組みができないかと考え、TwitterとYouTubeを始めました。以前からCSRブログを開設していたものの、更新が月に1−2回程度なので、告知が遅れたり、リアルタイム発信ができないという課題がありました。CSR活動をより知ってもらうためにも意義があるということで開始しました。

大津:現在ではCSR活動に加え、プレスリリース、新商品情報、コンタクトレンズに関するお悩み相談、採用情報などを発信しています。

■投稿内容は二人で企画、上長が承認する体制で運用

Twitterの運用にあたって、目標やKPIは定めましたか?

大津:なかなか数値で評価することは難しいのですが、まずはフォロワーを増やすことを目標にしています。Twitterの運用に詳しいわけではないので、二人で試行錯誤しながら進めています。

フォロワー数は、まずは3,000人を目標にしていました。ですが、先日、キャンペーンのおかげもあって突破できましたので、次は5,000人を目指しています。

*この目標はインタビューを行った2020年12月のものです。フォロワー5,000人の目標は、2021年1月上旬に行われた「シード お年玉キャンペーン 2021」により達成されました。

Twitterの投稿企画はどのように決めていますか?

及川:二人が関係している業務で、新しい話題やお知らせがあれば、投稿内容を考えて、上長に承認してもらってから投稿しています。日々ネタを探していて、お互いにこの情報を配信するのはどうかな、と相談しながら考えています。

大津:商品情報が続いたり、CSR活動の投稿ばかりになってもフォロワーの方は読んでいておもしろくないと思うので、それぞれのカテゴリーの内容をうまく混ぜ合わせながら配信できるように、投稿カレンダーを作成して、投稿タイミングを決めています。

先日投稿していた、新商品の「JILL STUART」とコラボした1日使い捨てカラーコンタクトレンズの使用例、メイク例などは、お二人でやっているのですか?

大津:会社からの商品情報とは別のお知らせとして、ブランドマーケティングの部署ではない一般社員の私達が、コンタクトレンズを装用してメイクをした写真をアップしました。タレントやモデルを使ったプロの写真とは別の切り口で、インスタグラマーなどを意識して、使う人が身近に感じてもらえるような情報発信をおこなってみました。

YouTubeも始めたということですが、こちらも担当されているのですか?

及川:お子さん向けの理科実験教室のYouTubeは、「次世代育成プロジェクト」という新しいプロジェクトを立ち上げ、編集なども含めて担当しています。会社の方針として、初めての取り組みはまずは社内でやってみる、ということなので、手探りでやっています。

■フォロー&引用RTキャンペーンでフォロワーが150人から3,000人に

Twitterキャンペーンを実施されたということですが、反応はいかがでしょうか。

及川:6月にWebサイトでの学生応援キャンペーンとして、学生を対象にお題の写真に関する大喜利を投稿してもらうキャンペーンを実施しました。このキャンペーンが好評だったので、第二弾として、Twitterをより盛り上げる施策はできないかと考え、10−11月に掛けてTwitterのフォロー&RTキャンペーンを実施しました。

DMでの当選通知を確認すると、ツイートで当選の喜びやシード商品を愛用している等のコメントを多くいただくことができました。

大津:キャンペーン前はフォロワー数が150人前後でしたが、キャンペーン後は3,000人まで増えました。キャンペーン後のフォロー解除は100人ほどいたものの、キャンペーン後も続けてフォローしてくれる方が多く、当初の目標である「フォロワー増加」が達成できました。

シードは、消費者に直接販売するのではなく、販売店を通して販売するBtoBtoCの事業なので、キャンペーンを通して、エンドユーザーの声を直接聞くことができたことは私達の励みになりました。

及川:最初のキャンペーンで学生を対象にしたのは、コロナ禍で様々な活動が制限され、卒業式、入学式もできないような状況になってしまい、つらい思いをしている学生を応援したいという思いからでした。なお、一般的に初めてコンタクトレンズを使う年齢層は学生が多く、その意味でも学生をターゲットにしたことは意義がありました。

■お悩み相談を通して正しいコンタクトレンズの使い方を啓蒙したい

Twitterの運用で気を付けていることはありますか?

大津:まずは、炎上しないこと、ツイートを見ている人が不快、不安にならないことを注意しています。そのためにも、一人で考えて発信するのではなく別の視点からの確認を行うべく、私達二人に加え、上長(50代・男性)のチェックを通してから投稿しています。

ハッシュタグの使い方で意識していることはありますか?

及川:商品のツイートであれば、商品名を入れますし、シード、コンタクトレンズなども入れて、検索した時にひっかかりやすいようにしていますが、まだ試行錯誤中です。シードという言葉は、他の会社の名前やアニメのキャラクターにも使われているので、差別化を図る為に複数のハッシュタグをつけています。

コンタクトレンズのお悩み相談などもやっていますね?

大津:コンタクトレンズに関するよくある質問に答えるような形で投稿しています。先日は「コンタクトレンズの表と裏がわかりにくい」というお悩みに対して、シードの製品であれば、レンズの縁にマークがあるのでそのマークを目印に、というアドバイスをしています。2週間のレンズは、使っていなくても一度開封したら2週間で捨てるなど、コンタクトレンズの正しい活用方法の啓蒙にも繋げていきたいです。

■Twitterキャンペーンでは、つぶやきデスクが大活躍!

つぶやきデスクを導入した経緯は?

及川:フォロー&引用RTキャンペーンを実施することになり、運用ツールが必要になりました。当選者が合計190人なので、手作業で当選者を抽選したり、当選者へ通知をしたりすることは困難です。そのため、キャンペーン管理とDM一斉送信の機能があるツールを探したところ、つぶやきデスクを見つけました。機能がそろっており、費用面でも最適だったため、担当の方に問い合わせをしました。

大津:キャンペーン企画の立案からキャンペーン開始まで2週間ほどしかなく、時間がない中で探しましたが、つぶやきデスクは利用方法も簡単ですぐに導入できるということで決めました。

つぶやきデスクのどんな機能を活用していますか?

及川キャンペーンでは、DM一斉送信に加え、検索フォルダを使用しました。ハッシュタグをつけての引用RTだったので、条件を満たしている方を抽出するために必須でした。CSVデータでダウンロードして、そこで抽選を行っています。

大津:DMの一括送信では、当選者のファイルをアップロードしますが、ミスがあればエラーが表示されるので、送り先、文章など間違いやすいミスがなく当選通知を行えました。

及川:他の機能では、分析機能を使用しています。他社のコンタクトレンズ会社の運用方法との比較や、フォロワー数の推移、エンゲージメントがグラフでわかるので、運用の参考にしています。

Twitter運用で悩むことはありますか?

及川:フォロワー数がもっと伸びるといいですね。伝える相手が少ないと、伝えたいことがターゲットに届かないので、もう少し増やしたいです。

大津私達が伝えたい内容と、フォロワーが知りたい情報が合致するように、フォロワーのニーズを考えて発信したいです。前回のキャンペーンは、主に学生をターゲットにしていましたが、次は全世代を対象にしたものを検討しています。何をしたらフォロワーの方が喜んでいただけるのかまだわかっていませんが、試行錯誤しながら進めたいです。

つぶやきデスクを使ってもっともよかったことは?

及川:Twitterキャンペーンが初めてだったのにも関わらず、ミスなく運用できたことですね!サポートもあって、お安いお値段でできたので、つぶやきデスクを選んで良かったなと思います。

大津:最初は、機能や使い方について何度も質問してしまいましたが、すぐに対応して相談にのってもらえたので安心感がありました。キャンペーンを初めて行う方は、一度つぶやきデスクを使用いただくのをおすすめします。